実施内容は以下の通り

① 3次元設計データ
② 3次元出来形管理等の施工管理
③ 3次元データの納品

入札公告時にICT活用工事の対象ではありませんでしたが、発注者との協議を経て、実施することができました。

弊社の担当女性技術者が戸惑いながら3次元設計データを作成し、施工管理においては、TSによる座標値計測と空中写真測量による計測の差の確認を行いました。

規格値30mm以内のところ、X成分15mm、Y成分4mm、Z成分22ｍｍという結果が得られました。

また、ヘロンの各辺長に関しても実際のテープ測量との差は20ｍｍ程度でした。

当該現場は長大のり面であることから、従来だと作業員4名程度で丸1日かかる測量が、光波測量+空撮により2人で半日ちょっとで終えることができました。

あとは、PC作業のみのため、より安全に出来形管理することができたことが良かったと思います。

初めてのICT法面工の完成検査もスムーズに終えることができました。

あとは、工事点数を待つのみ！！